恐ろしい暗黙の共感（チョコとミントのコーデ）

チョコミントの本当のうまくなさはファッションでカバーされることによって成立しているかもしれません。

誤解を招くといけないので最初に言っておきますが、わたしはチョコミント味がとても好きです。アイスやお菓子、ドリンクには必ずと言っていいほどチョコミント味があります。アイスクリームを食べるときはいつもチョコチップミントを選んでしまいます。

チョコレートは年中ありますが、「ミント」と付くと季節限定の場合もあります。ちょうど今夏に向けて露出が多くなっています。おそらくずっと前からあるので安定した人気の味なのだと思います。

とはいえ冷静に判断するとそれほどおいしくないのではないでしょうか。なんとなくみんな雰囲気でおいしいと思いこんで食べているような気がします。チョコレートのカカオの香りと砂糖の甘味にハッカの辛みは合いません。砂糖の甘さと醤油の辛みの甘辛ミックスはとてもおいしいですのですが、チョコとミントは味的には相性がよくないのです。

そして全然合わないはずなのにみんなそのことには触れません。
期間限定という季節感、見た目の雰囲気（ファッション）でおいしいと感じているのです。
また、舌で冷静に分析するより前に甘味の満足感とミントの爽快感を同時に得られたという勘違いをしているのです。
ところが甘いものが食べたい欲求とミントのスッキリとしたい欲求はおいしさという観点から両立はしません。

「カラーとしてのミントグリーンとチョコレート色の相性」

味覚でいうとチョコレートとミントは相性がよくないのですがカラーで見るとどうでしょうか。
カカオミントドリンクの容器のデザインを見てみるとグリーンとチョコレート色は白を挟むことによってまとまっているのがわかりました。

まとめ

身の回りの様々なものが何者かによってデザインされているので非常にファッションコーディネートの参考になりました。

ミントグリーンのコートと黒いパンツでチョコミントコーディネート

Boutique Lampshade JR千里丘駅前店